お子さまが専門学校への進学を考え始めると、
「学校の雰囲気だけで決めてしまって大丈夫?」
「卒業後、本当に希望する仕事に就けるの?」
「学費や入試について、何を質問すればいいのだろう」
と、不安を感じる保護者の方も多いのではないでしょうか。
オープンキャンパスは、授業を体験するだけのイベントではありません。パンフレットやWebサイトだけでは分からない学校の教育方針、学生へのサポート、先生や在校生の雰囲気を、親子で確かめられる大切な機会です。
今回は、公務員・保育・医療事務・ビジネス・情報分野などの専門学校を検討している保護者の方に向けて、オープンキャンパスで確認したい5つのポイントをご紹介します。
保護者もオープンキャンパスに参加したほうがよい?
高校生本人が「一人で大丈夫」と話していても、可能であれば一度は保護者の方も一緒に参加することをおすすめします。
本人は、体験授業の楽しさや学校の雰囲気に目が向きやすいものです。一方、保護者の方は、学費や資格取得、就職実績、通学方法、入学後のサポートなど、生活面も含めて冷静に確認できます。
大切なのは、保護者の方が進路を決めることではありません。
お子さま自身が納得して進路を選べるよう、異なる視点から学校を見ることです。親子で参加した後に、それぞれが感じたことを話し合うことで、学校選びの判断材料も増えていきます。
ポイント1 学費の総額とサポート制度
最初に確認したいのが、入学から卒業までに必要となる費用です。
授業料だけでなく、入学金、教材費、実習費、検定料、行事費などが必要になる場合があります。「初年度に必要な金額」だけではなく、「卒業までの総額」を確認しましょう。
オープンキャンパスでは、次のように質問すると具体的です。
- 入学前に必要な費用はいくらですか
- 授業料以外に必要な費用はありますか
- 奨学金や教育ローンは利用できますか
- 学費の免除・減免につながる制度はありますか
- 一人暮らしをする場合、どのような支援がありますか
JO-BIには、オープンキャンパスへの参加などを通して登録する「JEP制度」が案内されています。対象条件や受付期間は年度により異なる可能性があるため、参加時に最新情報を確認することが大切です。
家庭の状況によって利用できる制度は異なります。遠慮せず、個別相談で具体的に確認しましょう。
ポイント2 合格率・資格取得率の「数字の中身」
公務員、保育士、医療事務などを目指す場合、合格実績や資格取得実績は学校選びの重要な判断材料です。
ただし、「合格率が高い」という数字だけを見るのではなく、その中身まで確認する必要があります。
例えば、公務員試験については、
- 一次試験と最終試験のどちらの実績か
- 何人が受験し、何人が合格したのか
- どの自治体・職種への合格実績があるのか
- 不合格だった場合、どのような進路支援があるのか
まで聞いてみましょう。
資格についても、卒業と同時に取得できる資格なのか、試験への合格が必要なのかによって意味が異なります。希望する仕事に必要な資格と、その取得までの流れを確認することが大切です。
数字を比較するときは、数字の大きさだけでなく、「どのような指導によって実績につながっているのか」も見てください。
ポイント3 授業・試験対策の具体的な内容
同じ分野を学べる専門学校でも、授業内容や指導方法には違いがあります。
公務員分野であれば、教養試験だけでなく、面接、作文、適性試験、自治体ごとの試験対策まで行われているかがポイントです。
保育分野では、ピアノや制作、読み聞かせなどの実技指導に加え、保育園・幼稚園での実習をどのように支援しているかを確認しましょう。
ビジネス、医療事務、情報分野の場合は、資格対策だけでなく、接客、パソコン、動画制作、企業連携など、実際の仕事を想定した授業があるかも重要です。
体験授業に参加した際は、内容の楽しさだけでなく、
「この授業が将来の仕事にどうつながるのか」
「苦手な科目があってもついていけるのか」
という視点で見てみましょう。
ポイント4 就職先と就職支援
「就職率100%」という言葉を見たときは、どのような就職先が含まれているかも確認しましょう。
保護者の方が知りたいのは、単に就職できたかどうかではなく、お子さまが学んだ分野を生かし、希望する職種に進めるかどうかではないでしょうか。
オープンキャンパスでは、
- 学科ごとの主な就職先
- 地元就職と県外就職の割合
- 就職活動を始める時期
- 履歴書や面接への指導内容
- 卒業後の転職や再就職への支援
などを確認してみてください。
卒業生が参加する企画がある場合は、進路を決めた理由、学生時代に役立った授業、実際の仕事のやりがいなどを直接聞ける貴重な機会です。JO-BIでも、公務員、保育士、医療事務、販売、営業などの仕事に就いた卒業生から話を聞く企画が実施されています。
ポイント5 先生・在校生と学校全体の雰囲気
最後に確認したいのが、学校で過ごす人たちの雰囲気です。
校舎のきれいさや設備だけではなく、
- 先生が学生にどのように声をかけているか
- 在校生が自然にあいさつをしているか
- 質問に対して、具体的に答えてくれるか
- 良い点だけでなく、大変な点も説明してくれるか
- 困ったときに相談しやすい雰囲気があるか
を見てみましょう。
入学後は、勉強や資格試験だけでなく、人間関係や就職活動などで悩むこともあります。お子さまが安心して相談できそうな先生がいるかどうかは、学校生活を続けるうえで非常に大切です。
在校生と話せる場合は、「この学校を選んだ理由」「入学前とのギャップ」「授業で大変なこと」などを質問すると、よりリアルな学校生活が見えてきます。
保護者説明会では何を聞ける?
学校によっては、高校生本人が体験授業に参加している間に、保護者向けの説明会を実施しています。
JO-BIがこれまでに案内した保護者向け説明会では、学校の概要や教育方針、合格実績、学生へのサポート、学費・奨学金などが説明内容として紹介されています。
全体説明で疑問が残った場合は、個別相談を利用しましょう。
「家計について詳しく話すのは少し抵抗がある」
「子どもの成績で公務員試験を目指せるか相談したい」
「複数の学科で迷っている」
といった個別の事情は、全体説明会よりも個別相談のほうが聞きやすくなります。
JO-BIでは、来校型のオープンキャンパスに加え、個別進学相談やオンラインでの相談も案内されています。予定や相談内容に合わせて参加方法を選べます。
オープンキャンパス当日の服装と持ち物
服装は制服でも私服でも、基本的には問題ありません。体験授業がある場合は、動きやすく清潔感のある服装が安心です。
持ち物としては、次のものを準備しておくとよいでしょう。
- 筆記用具
- スマートフォン
- 学校案内や募集要項
- 質問したいことを書いたメモ
- 必要に応じて飲み物や交通経路のメモ
特におすすめなのが、親子で事前に質問を3つずつ考えておくことです。
お子さまは授業や学校生活について、保護者の方は学費や就職について質問するなど、役割を分けると情報を集めやすくなります。
一度見ただけで決めなくても大丈夫です
オープンキャンパスに参加したからといって、その場ですぐに進学先を決める必要はありません。
気になる学校が複数あれば、それぞれに参加して比較しましょう。同じ学校でも、初回は学校全体の説明、2回目は希望学科の体験、3回目は入試・学費相談というように、目的を変えて参加すると理解が深まります。
参加後は、親子で次の3点を話し合ってみてください。
「良いと感じた点」
「まだ分からない点」
「ほかの学校と比較したい点」
進路選びで大切なのは、保護者の方だけが安心することでも、高校生本人の印象だけで決めることでもありません。
本人が学びたいこと、将来の仕事、家庭として確認したいことを一つずつ整理し、親子双方が納得できる学校を選ぶことです。
JO-BIのオープンキャンパスでは、体験授業や学校説明のほか、先生や先輩への相談、個別進学相談などが案内されています。公務員、保育、医療事務、ビジネス、情報分野に興味がある方は、実際の学校の雰囲気を親子で確かめてみてください。
最新の日程や実施内容を確認し、オープンキャンパスをご予約ください。進路情報を継続して受け取りたい方は、公式LINEからの相談・情報登録もご活用いただけます。
