
「医療関係の仕事に興味はあるけれど、看護師とは少し違うかも」
「人を支える仕事がしたい」
「病院や薬局で働くには、どんな資格が必要なの?」
高校生が進路を考える中で、「医療事務」という仕事に興味を持つ方は少なくありません。
一方、保護者の方からは、
「医療事務って、受付をする仕事?」
「資格を取ったら病院で働けるの?」
「薬局で働く道もある?」
「専門学校では何を勉強するの?」
といったご質問をいただきます。
医療事務の仕事は、受付だけではありません。
会計、診療報酬の請求、電子カルテへの入力、電話対応、患者さまへの案内など、医療機関を支えるさまざまな業務があります。
さらに、医師の事務作業をサポートする仕事や、薬局・ドラッグストアで医薬品に関わる仕事など、進路の幅も広がっています。
JO-BIの総合医療事務科は2年制。
1年次に医療事務の基礎を幅広く学び、進級時に、
医療事務・医療秘書コース
くすりアドバイザーコース
の2つから、自分の将来に合わせてコースを選択します。
今回は、それぞれのコースで何を学ぶのか、取得を目指せる資格や卒業後の仕事まで、保護者の方にも分かりやすくご紹介します。
まず1年間学んでから、将来に合わせてコースを選べる
高校3年生の段階で、
「病院で働きたい」
と明確に決まっている方もいれば、
「医療には興味があるけれど、病院と薬局のどちらが自分に合っているのか分からない」
という方もいると思います。
総合医療事務科では、入学してすぐに進路を一つに決めるのではなく、1年次に医療事務の基礎を学び、進級時にコースを選択します。
まず実際に学んでみる。
医療事務について知る。
薬について学ぶ。
自分が興味を持った仕事を考える。
そのうえで2年次の専門分野を選べることは、進路をまだ絞り切れていない高校生にとっても大きなメリットです。
医療事務って、実際にはどんな仕事?
「医療事務」と聞くと、病院の受付で患者さまを案内する姿をイメージする方が多いかもしれません。
もちろん受付も大切な仕事ですが、実際にはさまざまな業務があります。
例えば、
- 患者さまの受付・案内
- 会計
- 電話対応
- 保険証の確認
- 診療報酬の計算
- レセプト作成
- 電子カルテへの入力
- 医師や看護師の事務サポート
などです。
医療機関では、医師や看護師だけでなく、さまざまなスタッフがチームとして患者さまを支えています。
医療事務は、患者さまと医療スタッフの間をつなぎ、医療機関がスムーズに動くために欠かせない仕事です。
医療事務・医療秘書コースでは何を学ぶ?
「病院やクリニックで働きたい」という方に向いているのが、医療事務・医療秘書コースです。
医療事務に必要な知識に加えて、
- 診療報酬
- 医療用語
- 電子カルテ
- 医事コンピュータ
- パソコンスキル
- 医師事務作業補助
などについて学びます。
目指す職業は、
医療事務
医師事務作業補助者
事務総合職
などです。
「医師事務作業補助者」ってどんな仕事?
聞き慣れない方もいるかもしれません。
医師事務作業補助者は、医師が行っている事務作業の一部をサポートする仕事です。
例えば、
- 診断書などの文書作成補助
- 電子カルテへの代行入力
- 医療に関する各種書類の作成補助
- 行政への届出や報告に関する事務作業
などを、医師の指示のもとで行います。
医師が診療に集中できる環境をつくるため、医療現場で重要性が高まっている仕事の一つです。
JO-BIの医療事務・医療秘書コースでは、医師事務作業補助者検定試験の取得も目指します。
「医療事務=受付」というだけではなく、医師や看護師を事務面から支える専門的な仕事まで目指せることを知っていただきたいと思います。
医療事務・医療秘書コースで目指せる資格
医療事務・医療秘書コースでは、1年次から段階的に資格取得へ取り組みます。
例えば、
1年次
- 医療事務技能認定試験
- 医科医療事務管理士技能認定試験
- Excel表計算処理技能認定試験
- Word文書処理技能認定試験
- PowerPointプレゼンテーション技能認定試験
2年次
- 電子カルテ実技検定試験
- 医事コンピュータ技能検定試験
- 医師事務作業補助者検定試験
などの取得を目指します。
医療事務の仕事では、専門知識だけでなくパソコン操作も欠かせません。
受付、会計、電子カルテ、レセプトなど、さまざまな場面でパソコンを使用するため、医療とITの両方を学んでいきます。
くすりアドバイザーコースでは何を学ぶ?
「薬局やドラッグストアで働きたい」
「薬や健康について興味がある」
という方に向いているのが、くすりアドバイザーコースです。
医療事務や調剤事務について学びながら、医薬品に関する知識を身につけ、登録販売者の合格を目指します。
目指す職業は、
登録販売者
調剤事務
医療事務
などです。
「医療分野には興味があるけれど、病院以外の仕事も考えてみたい」という方にも選択肢が広がります。
登録販売者とは?
登録販売者は、ドラッグストアや薬局などで、一般用医薬品のうち第2類・第3類医薬品を販売できる資格です。
医薬品を購入する方から、
「どの薬を選べばいい?」
「この薬はどう使うの?」
と相談を受けることもあります。
そのため、商品を販売するだけでなく、薬の成分や作用、副作用、体の仕組みなどについての知識が必要です。
JO-BIでは、登録販売者試験の出題範囲を通常授業の中で学び、薬学分野については現役の薬剤師から直接指導を受けます。
くすりアドバイザーコースで目指せる資格
くすりアドバイザーコースでも、1年次は医療事務の基礎とパソコンスキルを学びます。
1年次
- 医療事務技能認定試験
- 医科医療事務管理士技能認定試験
- Excel表計算処理技能認定試験
- Word文書処理技能認定試験
- PowerPointプレゼンテーション技能認定試験
2年次
- 薬学検定試験
- 調剤事務管理士技能認定試験
- 登録販売者試験
などに挑戦します。
医療事務と薬の両方を学ぶことで、病院だけではなく、調剤薬局やドラッグストアなども進路として考えることができます。
医療事務・医療秘書と、くすりアドバイザー。どちらを選べばいい?
保護者の方からすると、
「うちの子はどちらに向いているんだろう?」
と迷うかもしれません。
簡単に整理すると、
病院・クリニックで働きたい
医療事務・医療秘書コース
医療事務、電子カルテ、医師事務作業補助などを学び、病院やクリニックの事務職を目指します。
薬局・ドラッグストアにも興味がある
くすりアドバイザーコース
医療事務に加えて薬について学び、調剤事務や登録販売者を目指します。
ただし、高校生の時点で完全に決める必要はありません。
総合医療事務科では、1年次に基礎を学んだ後、進級時にコースを選べます。
実際に勉強してから、
「病院で働きたい」
「薬についてもっと学びたい」
と考えられることも、この学科の特徴です。
医療事務だけじゃない。「医療+α」を選べるセレクト授業
医療現場では、専門知識だけでなく、さまざまな人への対応力が求められます。
JO-BIの総合医療事務科では、セレクト授業を設けています。
選べる分野は、
- 歯科
- セルフケア
- 英会話
- 介護
- 医師事務研究
の5分野。
この中から、自分の興味や将来に合わせて2つを選択します。
例えば、
「歯科医院で働く可能性も考えたい」
「外国人の患者さまへの対応に興味がある」
「高齢の患者さまとの関わりを学びたい」
など、自分の将来像に合わせて知識を広げることができます。
医療事務という一つの仕事だけに視野を狭めず、医療+αの力を身につける授業です。
実際の医療現場をイメージした環境で学ぶ
医療事務の勉強は、教科書で用語を覚えるだけではありません。
JO-BIには、クリニックをイメージした実習室があります。
実際の医療現場を再現した薬品棚などを使い、処方箋を見ながら薬を選ぶピッキング実習なども行います。
実際の仕事に近い環境で学ぶことで、
「就職したらどのような動きをするのか」
をイメージしながら知識を身につけていきます。
医療事務に必要なのは、資格だけではありません
医療事務は「人と関わる仕事」です。
病院や薬局を訪れる方の中には、
体調が悪い方。
不安を抱えている方。
高齢の方。
小さなお子さまを連れた方。
さまざまな方がいます。
そのため、正確に事務処理をする力だけでなく、
相手の気持ちを考えて接する力
も必要です。
JO-BIでは、地域との連携活動や特別授業を通して、コミュニケーション力や状況判断力も身につけていきます。
郡山市との連携による健康イベントや医療に関する企画にも取り組んでいます。
また、アロマテラピーやPOP制作、クラフトなど、患者さまや来院者が過ごしやすい空間づくりにつながる授業も行っています。
医療事務は、
「パソコンに向かって仕事をするだけの事務職」
ではありません。
人と接し、人を支える仕事でもあります。
約600名の卒業生が医療分野で活躍
学校を選ぶ際には、
「資格を取得できるか」
だけでなく、
「卒業後、本当に医療分野で働いているのか」
も確認したいところです。
JO-BIでは、過去10年間で約600名の卒業生が医療機関などで活躍しています。
卒業生の勤務先には、クリニック、病院、調剤薬局などがあります。
例えば、公式サイトでは、
- いがらし内科外科クリニック
- クオール株式会社
- 太田西ノ内病院
- ひろさか内科クリニック
- さくら薬局
- コスモ調剤薬局
などで働く卒業生を紹介しています。
卒業生から仕事について聞く機会や、医療機関の見学、希望者向けのインターンシップも行っています。
実際に働く先輩の姿を見ることで、
「自分もこんな仕事をしてみたい」
という将来像を具体的にすることができます。
卒業生が感じている「学校で学んでよかったこと」
医療事務・医療秘書コースを卒業し、クリニックで勤務している卒業生は、現在、受付やレセプト、電話対応などを担当しています。
学校で学んだ保険証の見方やパソコンスキルが、実際の業務で役立っていると話しています。
また、くすりアドバイザーコースの卒業生は、薬局で患者さま対応、処方箋入力、医薬品の在庫管理など幅広い業務を担当。
学校で学んだ薬の知識や保険、レセプトに関する基礎が仕事につながっていると話しています。
専門学校で学ぶ意味は、資格試験に合格することだけではありません。
卒業後、
「あの授業が仕事につながっている」
と感じられる学びを積み重ねることが大切です。
「人と話すのが苦手」でも医療事務を目指せる?
「医療事務に興味はあるけれど、人と話すのが得意ではない」
という高校生もいます。
だからといって、最初から諦める必要はありません。
実際にJO-BIを卒業して医療事務として働く先輩の中にも、もともと人と話すことに苦手意識があった方がいます。
仕事をする中で電話対応や患者さまとのコミュニケーションを経験し、徐々に自信をつけていったと話しています。
学校生活の中でも、
- 電話対応
- ビジネスマナー
- 患者さまへの接し方
- 実習
- プレゼンテーション
などを経験します。
現在得意かどうかだけでなく、
これから身につけていく
という考え方も大切です。
保護者が学校選びで確認したい5つのポイント
医療事務を学べる学校を比較するときは、次の5点を確認してみてください。
1.どのような医療事務資格を目指せる?
資格名だけでなく、どの仕事につながる資格なのかを確認しましょう。
2.パソコンや電子カルテについて学べる?
現在の医療現場では、パソコンを使う力が欠かせません。
3.医療事務以外の進路も考えられる?
病院、クリニック、調剤薬局、ドラッグストアなど、卒業後の進路の幅も確認します。
4.実際の医療現場に触れる機会がある?
見学やインターンシップ、卒業生から話を聞く機会などがあるかを見てみましょう。
5.入学後に進路を変更できる?
高校生の段階ですべてを決めきれない方にとって、学びながら将来を考えられるかも重要なポイントです。
JO-BIの総合医療事務科では、1年次に基礎を学び、2年次から専門コースを選ぶことができます。
「医療に関わる仕事がしたい」から進路を考えてみよう
医療の仕事というと、
医師。
看護師。
薬剤師。
といった仕事が最初に思い浮かぶかもしれません。
しかし、医療現場には、それ以外にも多くの仕事があります。
医療事務として患者さまを支える。
医師事務作業補助者として医師を支える。
調剤事務として薬局を支える。
登録販売者として、薬や健康についてお客さまを支える。
どの仕事も、医療を支える大切な役割です。
JO-BIの総合医療事務科では、1年次に医療事務の基礎を学び、そのうえで、
病院・クリニックを目指す「医療事務・医療秘書コース」
または、
薬局・ドラッグストアなども目指せる「くすりアドバイザーコース」
へ進みます。
「医療に興味はあるけれど、まだ将来の仕事まで決められていない」
という方も大丈夫です。
まずは医療事務という仕事について知ることから始めてみてください。
オープンキャンパスでは、総合医療事務科の授業や資格、2つのコースの違いについて詳しくご説明します。
保護者の方もぜひ一緒に参加し、
「どんな資格を目指せますか?」
「病院と薬局では、仕事にどんな違いがありますか?」
「1年生ではどんなことを勉強しますか?」
「コースはどのように決めますか?」
「卒業生はどんなところに就職していますか?」
など、気になることをご相談ください。
「医療に関わる仕事がしたい」という気持ちを、具体的な仕事へ。
JO-BIで、自分に合った医療分野の進路を見つけていきましょう。
資料請求では、総合医療事務科の授業内容、取得を目指せる資格、卒業後の進路についてさらに詳しくご覧いただけます。
※取得を目指せる資格や授業内容は年度により変更となる場合があります。最新情報は総合医療事務科の学科ページ・募集要項をご確認ください。
